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古川 樹 / Itsuki Furukawa
私は自己を客観視する装置として、絵を染めている。
自己というものは、外見も内面も日々変化し、また一日の中でも揺らぎがあるものだと私は考えている。
そして、私はその時々での揺らぎの幅が広く、自己を認識しづらいとずっと感じていた。
そんな日々の生活から出てきた欲や願望、疑問を作品にしている。
友禅染という沢山の工程がある技法を使うことで、作品は私から切り離され、より客観的に見ることができる。
私は作品を作ることで後々自分を知る。
古川 樹
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